グウェントフィニティ パート3: チーム体制の変更

皆さん、こんにちは。

2022年12月、今後の『グウェント』について「グウェントフィニティ(GWENTfinity)」と名付けられた一連の取り組み――『グウェント』の未来をCDPRから、コミュニティの皆さん、つまりこの記事を読んでくださっている皆さんの手に移す計画を紹介しました。前回と同様、何が起こっているのかについて、私たちはできるだけ透明性を高く保ちたいと考えています。本プロジェクトは、2017年のオープンベータからずっと成長してきた『グウェント』にとって、かなり大きな変化と言えるからです。


コミュニティは常に、このゲームを作り上げるための核であり、だからこそ、私たちはグウェントフィニティを進める自信がありました。『グウェント』を担当し、新しい時代へと移行するのを見守るのに、コミュニティほどふさわしい人はいないと感じています。本作を取りまとめるほどの情熱を持ってプレイしてくださる皆さんのようなコミュニティを持てたことは、特権とも感じています。12月に最後のアップデートが行われ、2024年になれば、本作が皆さんのものになるのを見るのは、分岐点のように感じられるかと思います。


しかし、このような瞬間はいつもほろ苦いものです。一方では、コミュニティの手によってゲームが稼働するのを見ることができますが、他方では、すべての良いものには終わりがあると受け入れることを意味します。私たちにとっては、ゲームの開発だけでなく、グウェントチームの何人かに別れを告げることを意味します。グウェントフィニティへの移行が近づくにつれ、本作の裏で必要とされるリソースや役割も自然と減っていきます。年間を通して、一部のチームメンバーを他プロジェクトに異動させてきましたが、何人かのメンバーとは別れることになりました。年末にかけて、約30人のグウェントチームメンバーがCD PROJEKT REDを去ることになります。別れを告げるのは簡単なことではありません。このような決断は避けられないものであり、移行に伴う自然な結果ではありますが、彼らの『グウェント』への貢献に心から感謝してることをここに記したいと思います。コミュニティと同様に、チームが今の『グウェント』を作り上げてくれました。


グウェントフィニティが始動する頃には、私たちが望むようなゲームをお届けできるよう、ロードマップに沿って調整を行なっています。続報をお待ちください。

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