アップデートパッチノートV8.3


8.3アップデートのパッチノートへようこそ。

本アップデートでは『グウェント』のお馴染みのリーダーたちを題材にした12枚の新カードが登場し、懐かしい面々が帰ってきます。

彼らの能力は各勢力との連携を意識してデザインされており、それぞれの起源も大切にしました。

8.3では様々なバランス調整も行います。主な変更点としては、吸血鬼の強化、「封鎖」の刷新、「戦士」タグの再編が挙げられます。


全ての変更点やニュースに関する詳細は以下をご覧ください。



変更


ニュートラル


《ヴェセミル:指導者》:熱狂を5から4に変更



モンスター


新カード:《デトラフ・ファン・デル・エラティン》

戦力値:6、構築コスト:10、カテゴリ:吸血鬼

配備:何れかの敵陣列に血染めの月(1ターン持続)を生成する。隣接する「吸血鬼」ユニット1体につき、持続時間を1ターン延ばす。

命令:出血を持つ敵軍ユニット1体に1ダメージを与える。(クールダウン:1)

遺言:配置列に《エキムマーラ》1体を生成する。


新カード:《見えざる者》

戦力値:5、構築コスト:12、カテゴリ:吸血鬼

配備:敵軍ユニット1体に出血(4ターン)を与える。

自軍ターン終了時、出血を持たない敵軍ユニット1体を無作為に選んで出血(2ターン)を与える。

献身:自軍ターン終了時、敵軍ユニットの出血も発動させる。


《鉄壁》:「遮蔽」状態は標的が「モンスター」ユニットの場合のみ適用されるように変更


《アルプ》:アビリティを以下に変更:

配備:敵軍ユニット1体に出血(3ターン)を与える。

命令:敵軍ユニット1体に出血(3ターン)を与える。


《フレダー》:アビリティを以下に変更:

敵軍ユニットが出血を得るたび、活力(等しい期間持続)を得る。


《プロトフレダー》:アビリティを以下に変更:

配備:敵軍ユニット1体に出血(3ターン)を与えた後、そのユニットが持つ出血の量に等しいブーストを得る。



スケリッジ


新カード:《クラフ・アン・クライト》

戦力値:7、構築コスト:10、カテゴリ:人間、海賊

配備:自軍手札にある「海賊」又は「船」ユニット3体に2ずつアーマーを与える。

《クラフ・アン・クライト》の隣に「海賊」又は「船」ユニットをプレイするたび、それと敵軍最低戦力値ユニット1体にそれぞれの戦力値に等しいダメージを与える。


新カード:《アイスト・テルショック》

戦力値:3、構築コスト:11、カテゴリ:人間、戦士

【古参兵】

配備、狂騒(2):カード1枚を引いた後、カード1枚を破棄する。

あなたが自軍ターン中に『スケリッジ』ユニットを破棄するたび、自軍墓地にあるそのユニットを配置列に召喚する。

カウンター:2

献身:自軍ターン中に『スケリッジ』ユニットが自軍墓地に移動するだけでも、効果が発動する。


《熊の儀式》:構築コストを17から16に変更

開発者コメント:《熊の儀式》の構築コストボーナスは非常に微妙で、他のアビリティも良い結果を出しているにもかかわらず、圧倒的多数がリーダーアビリティに選択している状況でした。この弱体化により、スケリッジのリーダーアビリティの多様性を取り戻せればと考えています。


《モークヴァーグ:恐怖の心》:「戦士」カテゴリを削除

開発者コメント:スケリッジには、強いカードの大部分が「戦士」カテゴリに属しているという問題があります。そのため、他のタイプのデッキ(海賊など)を作ろうとしても、厳選していくと結局は戦士デッキになってしまいがちです。そこで一部の「戦士」カテゴリを削除し、スケリッジの他のタイプのカードにも利用価値が生まれるようにしました。


《テラーオブシーズの斧使い》:「戦士」カテゴリを削除


《ディムンの軍船》:戦力値を3から4に変更。構築コストを5から4に変更

アビリティを以下に変更:

あなたが「海賊」ユニットをプレイするたび、自身と無作為に選んだ敵軍ユニット1体に1ずつダメージを与える。

遺言:自軍墓地にあるブロンズ「海賊」ユニット1体を無作為に選んで配置列に召喚する。


《アン・クライトの鯨波兵》:戦力値を4から3に変更。構築コストを5から4に変更



北方諸国


新カード:《フォルテスト王》

戦力値:7、構築コスト:12、カテゴリ:人間

各ターンにおいて自陣にあるブロンズユニットが最初にブーストを得た際、その同名カード1枚を自軍デッキの一番下に生成する。

献身:さらに生成した同名カードに1ブーストを与える。


新カード:《メーヴ女王》

戦力値:7、アーマー:2、構築コスト:10、カテゴリ:人間

奮起:自軍ターン終了時、カウンターを1減らす。

カウンター:3

カウンターが0になると、全ての自軍ユニットに1ずつブーストを与える。


《ケイドウェン軍の兵士長》:「勇躍」を削除し「陣形」を追加


《炙り出せ!》:構築コストを5から4に変更

アビリティを以下に変更:

何れかの自陣列に《志願兵》2体を生成する。

自陣にブーストを得ているユニットがある場合、生成した《志願兵》に1ずつブーストを与える。


《ライリア軍の鎌使い》:戦力値を3から4に変更

アビリティの対象を配置列のブーストされたユニットに限定



スコイア=テル


新カード:《ブルーヴァー・ホーグ》

戦力値:6、構築コスト:11、カテゴリ:ドワーフ

配備:自軍手札にある「ドワーフ」ユニット1体につき、1アーマーを得る。

遮断:自軍ターン終了時、配置列にあるアーマーを持つ全ての「ドワーフ」ユニットに1ずつブーストを与える。


新カード:《エルデイン》

戦力値:6、構築コスト:10、カテゴリ:エルフ

配備:自陣にある表向きの「罠」カード全てを《エルフの名射手》に変身させる。

献身:他のアーティファクトも変身させる。


《ドワーフの戦車》:「結束」アビリティを削除し、「命令:自軍ユニット1体に1アーマーを与える。(クールダウン:1)」を追加


《エイブヒア・ハットリ》:戦力値を3から2に変更。構築コストを6から9に変更

アビリティを以下に変更:

配備:自軍デッキに最初から組み込まれている「罠」カード1枚を入手してプレイする。


《毒蛇の罠》:「奇襲:敵軍最低戦力値1体を破壊する。」を追加


《落とし穴の罠》:「奇襲:全ての敵軍ユニットに6ダメージを無作為に分け与える。」を追加


《サスキア》:「調和」を追加


ニルフガード


新カード:《アンナ・ヘンリエッタ》

戦力値:3、構築コスト:9、カテゴリ:人間、貴族

配備:自軍のリーダーアビリティを対戦相手のリーダーアビリティと同じアビリティに変更する。


新カード:《エムヒル・ヴァル・エムレイス》

戦力値:7、構築コスト:11、カテゴリ:人間、貴族

配備:カード1枚を引いた後、自軍手札にあるカード1枚をデッキの一番下に移動させる。

対戦相手がユニットをプレイするたび、それに密偵を与える。

献身:自軍ターン終了時、戦力値が1で密偵を持つユニット1体を無作為に選んで強奪する。


《封鎖》:構築コストを10から13に変更

アビリティを以下に変更:

命令:このラウンドの間、対戦相手のリーダーアビリティを無効化する。対戦相手のリーダーにチャージが残されていないか、クールダウン中の場合、代わりに《工作員》2体を自陣近接列に生成する。

開発者コメント:ゲームの大きな側面を取り除いてしまう「封鎖」は厄介なアビリティでした。8.0パッチ以降、《ヴィー》対策などでメタコントロールの役目を果たしたのも事実ですが、以前のメタで見られたような悪用が起こる危険性も高く、メタから外れた面白いデッキを簡単に追い込めてしまう問題は、メタとして定着する以前から苦言が寄せられていました。

ですが、ニルフガードにとっては替えの効かないコントロール手段でもあるため、これを完全に捨て去ろうとは考えていません。

新しい「封鎖」の狙いは、相互作用の余地を残しつつも、対戦相手に気の進まない選択(ラウンド1でのリーダーアビリティ使用など)を強いることです。《ダミエン・デ・ラ・トゥール》や新カード《アンナ・ヘンリエッタ》などで補完することにより、様々な可能性が開けるはずです。


《蛇流派ウィッチャーの師》:熱狂を3から2に変更


《コルグリム》:熱狂を2から1に変更


《シリの影武者》:「貴族」カテゴリを追加。戦力値を5から4に変更。構築コストを7から6に変更

アビリティを以下に変更:

全ての自軍「諜報員」ユニットに1ずつブーストを与える。


《屍毒》:構築コストを7から9に変更。タイプを「スペシャル」に変更。カテゴリを「戦術」に変更

アビリティを以下に変更:

敵軍ユニット1体に毒を与えた後、そのユニットの同名カード1枚を反対列に生成する


シンジケート


新カード:《クリーヴァー》

戦力値:1、アーマー:2、構築コスト:11、カテゴリ:ドワーフ、割れ銭組

【恫喝】

配備:《ゆすり》を生成してプレイする。

隣接する「割れ銭組」ユニット1体につき、このカードの恫喝アビリティを1増やす。

謝礼(4):配置列に《クリーヴァーの用心棒》1体を生成する。


新カード:《ホアソン・ジュニア》

戦力値:5、構築コスト:10、カテゴリ:人間、道化同盟

配備:ブーストを得ている敵軍ユニット1体に6ダメージを与える。超過分のダメージ量に等しいコインを得る。

献身:さらに狂気アビリティを得る。

謝礼(3):戦力値3以下の敵軍ユニット1体を破壊する。


《巨富》:チャージ数を5から6に変更


《ゆすり》:構築コストを5から4に変更


《収税官》:構築コストを5から4に変更


《ホアソンの見世物》:構築コストを8から7に変更


《シギ・ルーヴェン》:構築コストを12から11に変更


《ルドヴィクス・ブルーネンバウム》:アビリティから得るコインを6から9に変更。貢物を4から5に変更


《イゴール“フック”》:構築コストを10から9に変更


《御用聞きの鍛冶職人》:利益を1から2に変更


《オクセンフルトの博物学者》:構築コストを5から4に変更


《掘削機》:謝礼を3から2に変更


《リコ・メイヤーズドルフ》:戦力値がプレイしたカードのベース戦力値ではなく現在の戦力値に設定されるよう変更


《ポンター河の一掬》:構築コストを5から4に変更


《盗まれた変異誘発剤》:「サラマンドラ」の条件を3から2に変更


《物乞い》:通常時の利益を2から3に変更。結束発動時の利益を4から5に変更


《盲目結社の薬屋》:貢物を3から2に変更


《ローランド・ブレインハイム》:「熱狂」効果を削除

開発者コメント:兄弟間の「熱狂」を入れ替えるという奇策により彼らを強化しました。ローランドは熱狂の制限から解放されたことで“エンジン”カードとしての性能全般が上がっています。一方のゲラートは、アビリティが制約を受けなくなる猶予期間から恩恵を得ることになります。


《ゲラート・ブレインハイム》:クールダウンを削除し、「熱狂(5):クールダウン1」を追加




新機能


12枚の新カード(詳細は「変更」に記載)



ゲーム修正


《大いなる飢え》:デッキビルダーとツールチップに変更を正しく反映し、チャージ数が3ではなく2と表示されるように修正


《刺青隊の精鋭兵》:列が満員の時に「命令」がクリックされないよう修正


《グリフィン流派ウィッチャーの熟練者》:有効な標的がいない時に「命令」がクリックされないよう修正


デッキサーチ中または入手中に罠のアビリティテキストが対戦相手に見えてしまう不具合を修正



その他

主には「ウィッチャー3」に出てくる用語との表記統一と、記載フォーマットの統一を行うため、下記のカード名の変更を行いました:

ハウント⇒お化け

王者オーベロン⇒オーベロン:王者

侵略者オーベロン⇒オーベロン:侵略者

征服者オーベロン⇒オーベロン:征服者

戦争狂ハラルド⇒ハラルド:戦争狂

不具のハラルド⇒ハラルド:不具

スクヨルダル・ドラムンド⇒ショーダル・ドラムンド

奇跡の子ジャック⇒ジャック:奇跡の子

騎士団長ジャック⇒ジャック:騎士団長

落ちし騎士⇒堕落した騎士

王子ヴィラクサス⇒ヴィラサス:王子

追放者ヴィラクサス⇒ヴィラサス:追放者

王者ヴィラクサス⇒ヴィラサス:王者

将校簒奪者⇒簒奪者:士官

将軍簒奪者⇒簒奪者:将軍

皇帝簒奪者⇒簒奪者:皇帝

アーレンウォルドのハリネズミ⇒エルレンウォルドのハリネズミ

若き女王イースネ⇒イースネ:若き女王

母なるイースネ⇒イースネ:母

恐ろしき熊⇒ダイアベア

サラマンドラ⇒サラマンダー

ローランド・ブレインヘイム⇒ローランド・ブレインハイム

ゲラート・ブレインヘイム⇒ゲラート・ブレインハイム

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